昔『DOOM』が好きだった人へ…『DOOM(2016)』にハマらなかった中年ゲーマーが『DOOM: The Dark Ages』を貰ったので遊んでみた【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

昔『DOOM』が好きだった人へ…『DOOM(2016)』にハマらなかった中年ゲーマーが『DOOM: The Dark Ages』を貰ったので遊んでみた【プレイレポ】

爽快感が半端ない! FPS好きならプレイして損はなし。

連載・特集 プレイレポート
昔『DOOM』が好きだった人へ…『DOOM(2016)』にハマらなかった中年ゲーマーが『DOOM: The Dark Ages』を貰ったので遊んでみた【プレイレポ】
  • 昔『DOOM』が好きだった人へ…『DOOM(2016)』にハマらなかった中年ゲーマーが『DOOM: The Dark Ages』を貰ったので遊んでみた【プレイレポ】
  • 昔『DOOM』が好きだった人へ…『DOOM(2016)』にハマらなかった中年ゲーマーが『DOOM: The Dark Ages』を貰ったので遊んでみた【プレイレポ】
  • 昔『DOOM』が好きだった人へ…『DOOM(2016)』にハマらなかった中年ゲーマーが『DOOM: The Dark Ages』を貰ったので遊んでみた【プレイレポ】
  • 昔『DOOM』が好きだった人へ…『DOOM(2016)』にハマらなかった中年ゲーマーが『DOOM: The Dark Ages』を貰ったので遊んでみた【プレイレポ】
  • 昔『DOOM』が好きだった人へ…『DOOM(2016)』にハマらなかった中年ゲーマーが『DOOM: The Dark Ages』を貰ったので遊んでみた【プレイレポ】
  • 昔『DOOM』が好きだった人へ…『DOOM(2016)』にハマらなかった中年ゲーマーが『DOOM: The Dark Ages』を貰ったので遊んでみた【プレイレポ】
  • 昔『DOOM』が好きだった人へ…『DOOM(2016)』にハマらなかった中年ゲーマーが『DOOM: The Dark Ages』を貰ったので遊んでみた【プレイレポ】
  • 昔『DOOM』が好きだった人へ…『DOOM(2016)』にハマらなかった中年ゲーマーが『DOOM: The Dark Ages』を貰ったので遊んでみた【プレイレポ】

2025年5月15日、『DOOM』シリーズ最新作『DOOM: The Dark Ages』が発売となりました。筆者はしばらく購入する予定は無かったのですが、ベセスダ・ソフトワークスのご厚意もあり編集部からSteamキーを貰ったのでプレイしてみました。

『DOOM(2016)』はハマらなかった……

筆者の『DOOM』歴は『DOOM + DOOM II』と『DOOM(2016)』をクリアしたのみ。後者に関してはあまりハマらなかったのか全く記憶がありません。その続編の『DOOM Eternal』も未プレイのため、近年の『DOOM』のゲームスタイルはほぼ初体験となります。

ストーリーはよく分からず、しかし問題なし

本作は『DOOM(2016)』と『DOOM Eternal』の前日譚で主人公ドゥームスレイヤーのオリジンストーリーを描いていますが、前述の通り筆者はまっさらな状態であるため登場人物や勢力の関係性や固有名詞などがさっぱりです。それでもゲームプレイはしっかり楽しめたので、ただ敵を撃ちまくりたいだけの人でも大丈夫です。

細かい情報はコーデックスで紹介されています。

めっちゃ軽いぞ!

筆者のPCはIntel Core i7 9700K @3.60GHz/RAM 32GB/GeForce RTX 2080 Tiで最新のゲームだと画質重視にするのはそろそろ厳しいかなというスペックですが、さすがはid Software、最新エンジン「idTech8」を採用した『DOOM: The Dark Ages』は画質を妥協すること無くサックサク動きます。敵が大量に登場しても、画面いっぱいに肉片が飛び散ろうとも、カクつくことは一切ありませんでした。マップのロードも爆速(約4秒)なので途切れること無くゲームを続けられます。

最強兵器「BFC」(過去作で言う「BFG」)で大量の敵を吹き飛ばしても処理落ちしない
爆速ロード

面白いというより気持ちいい!

様々な銃で悪魔をぶっ倒すというゲームの基本は昔と変わらないものの、中世風の要素を加えた今作ではシールドやフレイルも登場。近接戦闘の爽快感は半端なく、シールドバッシュで突進したり(かなりの距離を移動できる)、シールドをぶん投げて敵をまとめて倒したり、近接攻撃で敵をぶん殴ったりした時のエフェクトやサウンドが視覚と聴覚を刺激します。ドゥームスレイヤーの重量感ある足音や高所からの着地の衝撃で雑魚敵を吹っ飛ばせるところも大好き。

中年にも優しい難易度調整

動体視力も反射神経も研ぎ澄まされていた若い頃の筆者にはシングルプレイFPSでもノーマル以下の難易度を選ばないという変なプライドがありましたが、今やそんなことはどうでも良くてストレス無く遊ぶことに重きを置いています。ありがたいことに『DOOM: The Dark Ages』は難易度調整が非常に細かく、戦闘アシストからモディファイアまで多数の項目が用意されているとともにゲーム中にいつでも変更できるため、自分が一番気持ちよく感じる難易度に調整することが可能です。

ちなみにHUDの顔を昔風にすることも可能

攻撃は最大の防御

シングルプレイFPSでありがちなのは強力な武器を手に入れても弾薬が少なくて使いづらくなってしまうこと。しかし『DOOM: The Dark Ages』では特定の条件下で敵を倒すことで弾薬、さらにはヘルスやアーマーも獲得することができます。これにより戦闘から逃げて弾薬やヘルスを探す必要がなく、テンポを維持することができます。もちろん難度を上げると管理が厳しくなるとは思いますが、ゴリ押しできるのは脳筋プレイヤーにとって非常に嬉しいですね。ちなみに筆者のお気に入り武器は「チェインショット」。フルチャージで当てた時の感触が気持ちよくて最後まで使っていました。

衝撃でブレてますがチェインショットをフルチャージでぶつけたところ

個人的には……

武器のアップグレードシステムについては個人的に面倒臭いなと思ってしまいました。オープンワールドRPGなら許容できますが、本作のような撃ちまくり系だと足止めを食らう感じでテンションが下がってしまいます(アップグレードを入手するためにゴールドなども集めなければならない)。特に筆者はアップグレードの振り分けに悩みたくないタイプなので、ゲームの進行で自動的にアップグレードしてくれたら良かったですね。

ゴールドや他の収集アイテムの位置はマップで確認可能

実はバカゲー?

非常に重厚な雰囲気でストーリーもシリアスな『DOOM: The Dark Ages』ですが、実はバカゲーなのでは? と筆者は感じました。やたらと壮大な物語と雰囲気、ハイテクと中世の融合、電動ノコギリ付きの盾、巨大ロボでの殴り合い、メタルCDのジャケ絵みたいなドラゴンなどなど、ちょっと間違えれば陳腐になったりダサくなってしまう要素を堂々と大真面目に行うことで面白くなる、言わばシリアスギャグ作品と言えるのではないでしょうか。

「パシフィック・リム」感
大迫力のバトル
ドラゴンパートはちょっと退屈でした……
華麗にポーズを決めるドラゴン
敵のデザインもカッコいい
プンスカ!
地獄

まとめ

クリアまでの時間は難易度「手加減無用」でちょこちょこ寄り道しながらも16時間程度と丁度よい塩梅でした。シークレットエリア探しや収集要素もあるので、まだまだ遊べそうです。『DOOM: The Dark Ages』はFPS好きならプレイして損はないでしょう。敵を倒す感触がとにかく爽快なので、今後他のFPSが物足りなくなってしまうかもしれません……。

かわいい人形を集めよう

『DOOM: The Dark Ages』はPC(Steam, Battle.net, Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに向けに発売中です(Game Pass UltimateやPC Game Passにも対応)。



DOOM: The Dark Ages -PS5
¥7,918
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター:RIKUSYO,編集:Akira Horie》

ライター/雑多人間 RIKUSYO

某洋ゲーショップの商品データ作るバイトしてたら、いつの間にか海外ゲーム紹介するようになってた。

+ 続きを読む
Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

Game*Spark副編集長。平日日中のニュースデスクおよび料理連載や有志翻訳者連載の基本担当。 2021年版以降の『ウィザードリィ外伝 五つの試練』イード側のディレクターも兼務中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top
OSZAR »