
NVIDIAは、自社グラフィックボード向けGeForce Game Readyドライバ(GRD)のバージョン「576.40」を公開しました。
問題の詳細は記載なし、しかしクラッシュ無しの報告は多数寄せられる
本グラフィックドライバは、2025年5月15日リリース(先行アクセスは開始済)される『DOOM: The Dark Ages』への最適化といった内容を含む最新バージョンです。修正としてはRTX50シリーズにおける一部不具合などのほか、同年5月1日に配信されたバージョン「576.28」の時点で告知されていた“『モンスターハンターワイルズ』におけるランダムな安定性の問題[5204023]”にも対応。
この『モンスターハンターワイルズ』の問題に関して、具体的な内容は記されていませんが、NVIDIA公式スレッドや、NVIDIAそしてゲーム側の有志コミュニティにて“クラッシュはない/起きなくなった”とする投稿が多く確認できる一方、RTX50シリーズ/40シリーズを使用している一部ユーザーからクラッシュが報告されている状況です。
なお、NVIDIAからは他にも既知の問題として、“RTX 50シリーズにてNVIDIAアプリからG-SYNCまたはV-SYNCとマルチフレーム生成を有効化するとゲームがクラッシュする可能性”、“ALT-TABキーをゲーム起動中に押すとゲームがバックグラウンドで起動しアクセスできなくなる可能性”が注記されています。
これらの解決方法として、前者は“NVIDIAアプリでいずれかのオプションを無効するか、両方を有効化したい場合はゲーム内で設定”、後者は“ゲーム起動中はALT-TAB操作を避ける。問題が発生した場合はPCを再起動”と案内されています。
GeForce Game Readyドライバのバージョン「576.40」は、NVIDIAアプリまたは公式サイトからダウンロード可能です。ドライバのアップデート・インストールをする際は自己責任でお願いします。