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『スカーレッドサルベーション』鎧は消耗品!インナーだけで弾幕まみれの戦場を駆け抜けるローグライクTPS【プレイレポ】

被弾するたびに鎧が剥がれ、素肌まで見えながらも戦い続けるローグライク弾幕シューター。

連載・特集 プレイレポート
『スカーレッドサルベーション』鎧は消耗品!インナーだけで弾幕まみれの戦場を駆け抜けるローグライクTPS【プレイレポ】
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FPSやTPSを遊んでいる際に、敵から攻撃を受けてしまうこと。そんなのほぼすべてのユーザーが嫌に決まってますよね。でも、もし被弾してもアリかな?と思わせてくれるシューターがあるとしたら……?そんな気持ちにさせてくれる作品が、コンパイルハートからPS5/PS4/Steam向けに2025年5月29日発売予定の『スカーレッドサルベーション』です。本稿ではこちらのSteam版を筆者が発売前にプレイさせていただいたので、その様子をお届けしたいと思います。

記憶喪失の女性と、謎の施設

記憶喪失の主人公、ウィロ・マーティンが目覚めるところから物語は開始します。どうして自身がこの場所にいるのか、脱出できる手立てはあるのか、それらを確かめるためにロボだらけの軍事施設を探索します。ちなみにキャラボイスはファイルーズあいさんが担当しています。勝ち気な性格の彼女の声にピッタリ。

ウィロが使う通信装置に反応した謎のAI、姿は見えませんが、以降はこのAIと会話でやり取りを行いながら探索を進めます。小難しい言葉で主人公を翻弄しつつも、先に進むためのサポートをしてくれます。CVは諏訪部 順一さんです。(もう怪しいですよね…)

彼女はゲームスタート時にはアーマーを着込み、マントをたなびかせた優雅な姿。しかし……、

敵の攻撃を被弾する事にじわじわとアーマーが破損していきます。ちなみにアーマーへの被弾では左下に表示されたHPが減ることはありません。そのため序盤は比較的HP管理が楽なのはナイスなポイントだと思いました。アーマーがなくなった箇所に攻撃を受けてしまうともちろんHPが減っていきます。

被弾を繰り返すとインナーが見えてしまうまでアーマーがボロボロになってしまいます。(褒め言葉)

上半身と下半身のインナーがセパレートしたような見た目になる程度にはボロボロになることを確認しています。(褒め言葉)いや…もちろんゲーム的には被弾はしたくないものですけどね……?とはいえ被弾してしまった場合にこれはこれでという気持ちに。

「死闘」という言葉がふさわしいハイスピードバトル

白丸の中に複数の敵が存在する場合は赤丸が付いた敵へ射撃が飛んでいく。

基本操作はいわゆるTPSのスタイルがベースとなっています。WASDで移動し、マウスエイムからの左クリックで射撃。ゲームパッドも利用可能です。敵を画面中央の白い◯の中に入れ、かつ適正距離なら敵に赤丸が表示されます。その状態なら敵に向かって射撃が飛んでいきます。完全にクロスヘアの中心に敵を捉えなければいけない!ということはなく、エイムシステムはかなり優しいため、そのぶん回避へ意識を向けることができます。

固有アクションその1「ミラージュシフト」。短距離ダッシュといった使い心地です。このアクションのおかげで全体的な移動感がシュバババッとスピーディになります。また、使用すると一瞬だけ無敵になるため、相手の攻撃に合わせて回避し、素早く反撃に移るといった使い方が可能です。また、空中でも使えるためスプリントジャンプからのミラージュシフトで遠い足場にたどり着く、なんてこともできちゃいます。

パリィに成功すると敵弾が黄色くはじけて消滅。見た目以上に範囲が広いです。

固有アクションその2「ストライカー攻撃」、拳でバシッと殴りつけます。このアクションによる攻撃も可能ですが、メインの用途は敵弾をパリィすること。パリィに成功すれば攻撃を無効化できるのはもちろん、後述の「エクソフォース」というゲージが蓄積されるため、さらにアグレッシブな攻めが可能になります。

無敵を利用して回避できるミラージュシフトと、リスクとリターンのあるストライカー攻撃。敵の攻撃の種類や現在のゲージのたまり具合など、状況に合わせた使い分けが重要となってきます。

道中にある箱を壊すと様々なアイテムが出現、青い箱からはステータスを上昇させる「エクソスキル」が拾えます。これは画面中央下部のスキルスロットに装着し、自身を強化するアイテムです。同じ種類のスキルは重ねて拾うことで強化することが可能です。

先述のパリィ成功時などに手に入る「エクソフォース」を貯めることでスキルに用意されたゲージが増えていき、最大まで貯まるとスキルの効果が増大します。被弾してしまうとゲージが減少するので、最大限強化した状態で突き進むには被弾は厳禁です。

右上のミニマップにも箱のアイコンで表示されます。忘れずに破壊!

赤い箱からはランダムで武器が手に入ります、カテゴリ違いの武器を拾ったり、同じ武器でも強化値の違う武器への更新などが可能です。武器の強化は他にも敵を倒した際に入手できるエルムチップと呼ばれる通貨を使い、フロアクリア時に次のフロアに進むポータルの横にある端末で強化ができます。

途中に分岐もありますが、次のフロアへの道自体は基本的に1本道です。ミニマップの黒い部分が未踏破エリアなので、そちらに進んで行けば問題なしです。敵を殲滅していくスタイルが基本だと思いますが、ダッシュで駆け抜けることも可能でした。とはいえ、逃げてばかりだと武器もステータスも強化が難しいので、使い分けが重要。

道中に存在するポータルは寄り道ができるポイント。先の部屋はランダムで、アイテムが入手できる部屋や武器の強化ができるエリアなどに立ち寄れます。

なかでも「緊急蘇生付与装置」が鎮座したエリアは当たりです。通貨を消費することで、一度倒れても復活できる権利が手に入ります。ボスに到達するまでに一度はたどり着いておきたい部屋。

激しい戦いを強いられることもあります。このエリアは「ハードフォート」と呼ばれ、通常より広い部屋にひしめくように敵が存在するヘビィな部屋。被弾は必至ですが、殲滅しなければ脱出することはできません。

すべて倒しきればたっぷりの報酬が約束されているため、腕に自信のあるプレイヤーならプラス収益で脱出できるかも?

いくつかのフロアを抜けると「区画連結所」と呼ばれるエリアが出現。主人公が探索するエリアは第3区画、第2区画といったように大きく分けられているのですが、それらをつなぐエリアとして存在します。このエリアの役割は、そう、ボス戦です。ここには強力な生体兵器が配備されているため、次の区画へ向かうには撃破するしかありません。ちなみに、右に見えるポータルはスタート地点へ戻るためのものです。もう一度エリアを回って装備を整えたい時や、今のアーマーやHPの状態では負けてしまう…!という時には撤退も視野に入れましょう。

最後にボス戦の模様を動画でお届け。戦闘前と戦闘後のアーマーの破損具合にも注目です。

激しい戦闘と主人公のアーマーの破損っぷりを楽しめる『スカーレッドサルベーション』は2025年5月29日(Steamは5月30日)発売予定です。価格は通常版・ダウンロード版どちらも8,580円、PS4/PS5ではデジタルアートブックとデジタルサウンドトラックが同梱されたデジタルデラックス版も10,780円で用意されています。


※UPDATE(2025/5/22 14:45):プレイ環境・製品情報など、本文の表現をわずかに調整、追記しました。

ライター:KADEN,編集:Akira Horie》

ライター/三度の飯とゲームが好き KADEN

1986年、横浜に生まれ落ちる。祖父が持っていたPC9800シリーズとFM-TOWNSによって目覚め、Dreamcast版タイピングオブザデッドに教育され、正月に購入したHalf-Life 2とBattlefield 2によって後戻りできなくなる。 最近はゲームにかこつけて料理の記事も上げたりする。

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Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

Game*Spark副編集長。平日日中のニュースデスクおよび料理連載や有志翻訳者連載の基本担当。 2021年版以降の『ウィザードリィ外伝 五つの試練』イード側のディレクターも兼務中。

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