
R. Talsorian Gamesの創設者であり、TRPG「サイバーパンク2.0.2.0.」の原作者でもあるマイク・ポンスミス氏が、『サイバーパンク2077』の続編プロジェクト「Project Orion」には、ナイトシティに加えて2つ目の都市が登場することをイベントで話しました。
多くのファンに待ち望まれている続編プロジェクト「Orion」

「Orion」は、CD PROJEKT REDが開発したオープンワールドRPG『サイバーパンク2077』の続編プロジェクトです。
2022年に発表された後、前作でリードクエストデザイナーを務めたパウエル・サスコ氏が、コアチームと共に新スタジオを設立するためにアメリカ・ボストンに移住すると報告。2024年1月には開発進捗が構想段階にあると報じられました。
そして2025年2月にはOrionの求人ページが掲載。そこではオープンワールドRPGかつストーリー主導の作品で、一人称視点のアニメーションアセット作成が業務の一環にあたるなど、ゲームの方向性が垣間見える募集要項が公開されています。
続編でもナイトシティは引き続き存在―新たな都市も訪れる
ポーランドで開催されたゲームイベント「Digital Dragons 2025」でインタビューに応じたマイク・ポンスミス氏は、続編プロジェクト「Orion」に言及。前作『サイバーパンク2077』ほど深く関わってはいないものの脚本には目を通しており、開発スタジオも訪問したと語りました。
同氏は続編のロケーションについて、ナイトシティは引き続き存在すると明言したうえで、別の都市も訪れることになるとコメント。新しい都市を見た際に、映画「ブレードランナー」を思わせる雰囲気ではなく、道を誤ったシカゴのような印象を受けたと述べています。
2022年に発表されて以来、具体的な内容は公開されていない続編プロジェクト「Orion」について、更なる続報を求めて今後の動向に注目です。